コラム
>>虫歯以外で歯が痛くなる原因って?

2015年08月17日虫歯以外で歯が痛くなる原因って?

虫歯以外で歯が痛くなる原因って?

虫歯以外の歯痛って?

虫歯はないはずなのに歯が痛い・・・そんな歯痛の中には思わぬ病気が隠れている場合もあります。虫歯以外で歯痛を伴うものには、以下のようなものがあります。

【知覚過敏】
歯のエナメル質が溶けることにより、神経が過敏になり、熱い・冷たいといった外部からの刺激を感じやすくなる症状です。飲んだり食べたりしたときに、一瞬しみるような痛みがありますが、長続きせずすぐにおさまります。虫歯でも熱いものや冷たいものがしみるといった症状がありますが、虫歯の痛みは数十秒から数分ほど持続します。また、知覚過敏の人は、歯茎が痩せてしまい歯の根元が上がったように見えることもあります。

【不整咬合・顎関節症】
噛み合せの悪さ(不整咬合)や顎関節症などから歯の痛みを感じる場合があります。その原因には様々なものがあり、生まれつきの歯並びの悪さや食べ方のくせ、また抜歯により噛むバランスが偏ることなどで起こります。歯だけではなく顎全体の症状なので、治すには歯列矯正など大掛かりな治療を要する場合もあります。

【頭痛・神経痛】
頭痛や神経痛でも、歯痛を伴うものがあります。群発性頭痛や三叉神経痛など、中には「歯が痛い」と歯科に駆け込む人がいるほど、歯痛を強く感じる場合があるようです。
・群発性頭痛・・・春先や秋口といった季節の変わり目など、いつも同じような時期に一定期間(1~2か月間くらい)だけ起こる。周期は半年~2,3年ごと。20~40代の男性に多く見られるが、原因はよくわかっていない。耐え難いほどの強い痛みを感じることも。
・三叉神経痛・・・顔の感覚を脳に伝える「三叉神経」に起こる痛み。顔に痛みを感じる病気の中で、最も強い痛みを伴うとも言われている。風に当たったり歯を磨いたりした拍子に、ナイフで切りつけられるようなするどい痛みを感じる。突発的なもので、痛みは長くは続かない。顎に近い神経でこれが起こると、虫歯と間違えて抜歯されてしまうこともある。

【ストレス・うつ病】
ストレスやうつ病など精神的なものが原因になる場合もあります。またストレスから歯ぎしりが始まり、歯そのものや顎を痛めてしまうこともあります。朝起きた時に奥歯や顎全体が痛い場合には、夜中に歯ぎしりが起きているかもしれません。

虫歯かどうかはどうやってわかる?

虫歯が原因の痛みは以下のように感じます。
・冷たいものや熱いもの、甘いものがしみる
・痛みが長く続く(数十秒~数分)
・叩くと響くように痛む
一瞬だけ痛む場合は知覚過敏かもしれません。頭も痛い、顎全体が痛いという場合は歯が原因ではないことも考えられます。痛んだ時の様子を自身でよく振り返ってみましょう。

迷ったら歯科受診を

歯の痛みには虫歯以外の原因もありますが、虫歯から頭痛など別の症状が引き起こされる場合もあり、いずれも素人判断は危険なものです。症状をよく観察し、適切な科を受診してください。神経痛や頭痛であれば脳神経外科や神経内科を、ストレスかなと思ったら神経内科を受診してください。何科を受診すべきかわからないときは、歯の痛みを伴うものであれば、まずは歯科を受診してみましょう。その際は、関係ないかなと思っても、ほかにどういった症状があるかを正確に医師に伝えることが大切です。

一覧へ戻る